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施工実績

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東京都足立区 VOCガスとカビの徹底除去

室内に入った途端にVOCガスの異臭が鼻をつき、目がチカチカして開けられないため、新築以来3年間未使用だった大学の大教室。施工を依頼された時にはさらにカビ臭も混じった強烈な臭気でした。

そこで微生物を活用した弊社オリジナルの洗浄剤、悪臭分解剤、空気清浄機を利用してVOCガスとカビを除去しました。

施工前にVOCガス濃度を調べたところ、タイルカーペットをセメントに敷き詰める際に使用した糊からVOCガスが大量に発生し、通常の室内検査用の検知管では目盛が足りず検査不能。また床や天井裏にびっしり生えたカビにより、2台の循環式空気清浄機がフル稼働しているにも関わらず室内にカビ臭が充満していました。

大教室には、VOC対策を施した建材が使用されており、通常ではこうした現象は考えにくいのですが、音モレを避けるため窓が開放できず、外気の影響を全く受けない劇場型のドアが設置されていることなどによる密閉状態が、本来VOCを排出しないといわれる建材に何らかの影響を与えたとも考えられます。また床面のセメントが乾燥する際に放出される水分が、カビの大量発生を引き起こしたと思われます。

施工方法は次のとおりです。
まず床のタイルカーペットをはがし、露出したセメント面を100度前後のスチーマーで洗浄(カビの滅菌のため)。その後カーペットを敷き再度100℃前後のスチーマーで洗浄。床にSBC‐VとITU10,000、天井裏と室内にSBZを3回に分けて大量に噴霧。最後に既存の天井付空気清浄機2台に機能性バイオフィルターを装着し、さらに床置き型空気清浄機1台を追加設置しました。

※VOC対応型の建材を使用しても気温、湿度、気圧等の要因で今回のようにVOCガスが発生してしまった相関関係は究明しておりません。


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