SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~ |
最近、マンホールで4名の作業員が死亡するという本当に痛ましい事故が発生しました。
皆さんもニュースで見ているかもしれません。
この事故の最も大きな原因は、マンホール内に硫化水素が充満していて
30ppmあったということだと考えています。
硫化水素(H2S)は強い毒性を持ち低濃度でも嗅覚を麻痺させて、
高濃度では呼吸困難や死亡を引き起こします。
硫化水素の発生源は排水口、トイレ、下水管、し尿処理施設などです。
硫化水素は硫黄と水素の無機化合物です。
硫化水素は硫黄分を含む物質が嫌気性細菌によって分解され発生します。
私たちはバイオ(好気性微生物)を駆使して硫黄成分を分解します。
つまり、好気性微生物を含む石けん洗剤または酵素によって汚れや臭気を分解し、
硫化水素を発生させません。
「塩素を発生させないトイレ用洗剤」という商品もあるようです。
塩素も恐い物質ですが、もっと恐いのは嫌気性微生物によって分解されて
生じる硫化水素なのです。
トイレの洗浄には全ての化学物質を使用することを絶対に避けるべきです。
SOKENは「ホームレメディ」(好気性微生物)と「酵素」をお勧めしています。
安全な洗剤を使うのが最も大切です。
創研株式会社
三浦
レインボーブリッジから豊洲を撮影
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