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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~ 2013年10月アーカイブ

深大寺手作り市に行ってきました

秋のバラフェスタ中の神代植物公園から深大寺へのおまいりに・・・と歩き回っていたところ、手作り市が開かれていました。
木製品やスタンプなど手作りのさまざまなものが、なかなかの力作ばかりでとても楽しんできました。
そのような中、杉並区のKakapoせっけんの固形石けんがあり、石けんに興味のある私はオリーブ石けんと香り付きのマルセイユ石けんを買ってきました。

石けんの品質表示には、解禁日(使えるようになった日)が手書きされていて、アルカリからマイルドに変化することを丁寧に説明しています。
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商品は雑貨扱いですが、低温で2か月かかってできた商品のようです。
私が石けんの並べられたテーブルをジーと見て、「これ2つください」と言った時、誠実そうなkakapoさん(製造販売)が「エッ!買うのですか?」と少し意外そうにされたのは「私がおじさんだったからかな~?」

「熟成させる」とはある意味、変化することですから、そうした手作りの商品の中に、きっとすばらしいアイデアと優れたものがあると思って、あちこちの商品を使用させてもらっています。





微生物は発電する

微生物が発電する話を聞いたことがありますか?

太陽光発電のように特別な設備は不要なので、誰でも扱えて安く確実に発電するパワーを微生物は持っています。
電気を起こす微生物としてはシュワネラ菌が一般的に知られていますが、土の中にはまだまだ膨大な数と種類の菌が生棲しています。

東大をはじめ、パナソニック、積水化学のチームは「発電菌」で汚水を浄化し、同時に発電したものを施設の電気設備に活用するというとてもユニークなプロジェクトを進めています。
日本で汚水処理に使用する消費電力量は約140万世帯分にあたりますから、その電力をゼロにすることができればすばらしいことです。電力設備の少ない開発途上国にはもってこいの汚水浄化システムです。

原理を簡単にいうと、スプーン1杯の土には数十億の微生物などがいて、有機物を分解する時に電子を放出するので、その電子を電極に取り込んで電気を起こすという単純なものです。人の技術というよりは微生物のパワーによるものです。

故障や停電の無い電気設備、それは「土と微生物」です。

 


ミドリムシ(ユーグレナ)が話題になっているようです

ミドリムシは全長0.05㎜の動物でも植物でもある微生物。藻の仲間でムシではないようです。
自然にあるものをバイオテクノロジーで大量に培養して、食品、環境、燃料などとても広い分野で活用できるとのことです。
ミドリムシを栄養のサプリメントにするということで、注目度も高いと思われます。

あらゆる環境のもとにあっても、5億年以上前から地球上に生存し続けた生き物であり、炭素固定反応を起こす微生物であるということも証明されています。こうした生物を人間の手で育てるということは、なかなか困難で人手(マンパワー)もかかります。気候にも左右されるので大量に培養するのは至難の業と言えますが、人間の活動と知恵でさらに大量に培養できれば何よりと思っています。

機会があれば私もミドリムシを培養できれば楽しいだろうと思っています。


バイオビジネスイベント「BioJapan 2013」に行きました

「パシフィコ横浜」(神奈川県横浜市)で開催された「BioJapan 2013」の広い会場を弊社社員の三戸と見て回りました。

「バイオ」という言葉は、今日、いろいろな分野で広く使われています。生き物(ヒトも同じ)の活性そのものが全てバイオです。今回は、食品(サプリメント)、医薬品、細胞、遺伝子検査、洗浄などさまざまな企業、大学から607の出展がありました。

1日で見て回ることはほぼ不可能ですが、今回は的を絞って遺伝子検査の分野を見てきました。ヒトの遺伝子や微生物の遺伝子についてできるだけ簡単に正確に把握できる機器類を探しました。ピタッとくるものはなかなかないものです。これから研究しなければなりません。

現在、遺伝子レベルで環境微生物や人の健康をある一定のレベルで判断し活用することを計画しています。

テーマは2つです。
①カビの遺伝子による品種の同定
②人の生活習慣()の遺伝子診断

①は、カビを遺伝子レベルで同定(種を特定)することで正確に分析することが可能です。従来の方法と比較すると、より科学的で正確です。

カビを分析しカビの特性を調査してからカビを除去し制御する技術とその周辺の洗浄剤などについて、この度特許を申請しました。

いずれにせよバイオテクノロジーは大きな産業であることは間違いないと、改めて感じられた一日でした。


***「初めての参加だったため、最初は何が何だかわからない状態でした。各ブースが何をしているかが見えてくると、素晴らしい技術が盛りだくさんなことがわかり非常に興味深かったです。バイオビジネスについて深い話が出来るようになりたいと思いました」(創研㈱ 三戸)***

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壁、天井の壁紙の臭いを取る方法

ビニールクロスといわれる壁、天井のクロスには、タバコや生活臭、体臭がこびりつきます。
こびりついたまま塗装したりすると、悪臭はそのまま臭い続ける最悪な状況となります。


臭いを取るには
①洗浄剤を選ぶ
②洗浄方法を選ぶ
そして徹底的に洗浄することにつきます。


弊社は、①の洗浄剤についてはとても自信を持っています。
この洗浄剤の基材は石けん水で、弊社の特許技術です。
また弊社は、②の洗浄方法についても実績を持っています。

安全に確実に臭いが取れるのは、バイオテクノロジーだからです。





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