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SOKEN社長ブログ ~社長の独り言~

酷暑の日本 ~「気候変動+2℃」(ダイヤモンド社)を再読しました~

20世紀の100年間に地球の気温は0.6℃上がった。
すでに温暖化は確実に進んでおり、中盤に入っている。(中略)

2℃上がれば、私たちの社会経済への影響が深刻となる。」

 「気候変動+2℃」(ダイヤモンド社)より引用

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危険温度の注意報が連日出ています。熱中症が熱射病になり、命をおとす人も出ています。37℃を超えれば、人間の体温を上廻ることになり、人間の生命ばかりでなく、地球上の生命が危うい状況におちいる危険性があります。

こうした地球規模の温暖化は、自然現象か、人間が起こした人災なのか、さまざまな論議がなされていますが、いずれにせよ、この地球規模の温暖化は、止まることなく続いていくと予想されています。

以下も「気候変動+2℃」(ダイヤモンド社)より抜粋させていただきます。

大気中の二酸化炭素に地球を暖める「温室効果」があることを初めて発表したのは、スウェ―デンの科学者スヴァンテ・アレニクスで、今から100年以上前の1896年のことでした。

人間の産業活動の結果、二酸化炭素が増加して、温暖化が進行していると主張する科学者が多くいます。2022年には、グリーンランドの氷床が融け始めると予測されています。

2019年(来年)は水不足で、1億~2億人分の食糧問題が現実味を増してくると予測があり、今年起こったような豪雨の自然災害が多発すると予測されています。

今に生きる私達は、未来を変える取組みをしなくてはいけません。その方法はバイオテクノローが望ましいと考えています。

私も微生物の活用を通じて、なんらかの貢献ができるよう努力して参ります。

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地図に表示される色は、1900年の気温との差を示しています。赤から黄色になるに従って気温が上昇し、青から白になるに従って気温が下がっていることを示しています。
(写真上2007年・下2019年)



「気候変動+2℃」は、以前(2013年9月11日)の
長ブログ「東京も亜熱帯の仲間入り?」でも参考にさせていただいております。


西日本豪雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます

この度の西日本豪雨で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます

                                    創研株式会社
                                    代表取締役 三浦 博

バイオテクノロジーによるリフォーム(バイオクリネスリフォーム)をご提案します       ~アレルギー、化学物質過敏症、シックハウスの改善を目指して~   

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建物は1015年単位で劣化が顕著になります。

そのため定期的に建物の外装全体を、主に洗浄、防水塗装、コーキングの打ち直しなどで修繕しなければなりません。


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三階建てマンションの大規模修繕工事(バイオクリネスリフォーム)


従来からの工法として一般的に行われているのが高圧洗浄ですが、高圧の水を放射すると、建物の劣化や損耗の被害は実に大きいものがあります。

また、外装工事の際の以下のような事例が【アレルギー】 【シックハウス】 【化学物質過敏症】などの発症の原因になっているという事実があります。


・塗料やコーキングに揮発性有機化合物を含む物質を使用していること

 ・カビや苔、地衣に高圧の水を放射していること

・外壁の洗浄剤として化学合成洗剤や劇物、毒物を使用していること

 

ちなみに【アレルギー】【シックハウス】【化学物質過敏症】はそれぞれ異なる症状で、異なる対処法が必要であることを知っている人は少ないように思います。

 

<アレルギー疾患>

「アレルギー疾患推計患者数」は増加傾向にあります。

喘息は約118万人、アレルギー性鼻炎(花粉も含む)66万人、アトピー性皮膚炎46万人、結膜炎28万人に及んでいます。(厚生労働省 平成26年)

患者には主にカビとダニによる陽性反応があり、カビやダニも発症の原因となっています


<化学物質過敏症>

調査例が少ないのですが、京都大学大学院の内山巌雄教授らによる成人を対象に行った調査では全国で70万人と推計され、子どもを含めると100万人程度と考えられています

疾患の原因として化学物質の感受性があり、個人差があって特定は困難ですが、発症者の90%以上に症状の出る原因として以下のようなものが挙げられます。

.家庭用殺虫剤

.殺菌剤(塩素アルコール等)

3.防虫剤

発症者の80%以上に症状が出る原因としては以下のようなものが挙げられます

1.香水などの化粧品

2.衣料用洗剤

3.消臭剤

4.芳香剤

5.タバコの煙

6.シャンプー、ボディーケア用品

7.ペンなどの筆記具

8.印刷物

9.新建材

10.塗料

11.排気ガス

12.電磁波     


<シックハウス>

シックハウスについては、内装等にも厳しい規定があり改善されてきているように思われますが、いまだに健康被害は起こっています。

 

創研は、【アレルギー】 【化学物質過敏症】 【シックハウス】をなくすために、または改善するために、バイオクリネスリフォームを提案し実行していますだなじみのないバイオクリネス工法ですが、これからの時代に求められる重大な工法と考えております。


創研は化学物質を使わないバイオ洗浄に関して10年以上の実績があります。化学物質過敏症やアレルギーの方々が自らのご希望でつくり、管理されている集合住宅に7年前より定期的にお伺いし、エアコン、レンジフード、浴室、壁面や天井のカビの除去など施工させていただいておりますが、何の障害もなく継続してご用命をいただいております。

 

これまでの実績につきましては、施工実績のページをぜひご覧ください


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公益財団法人日本アレルギー協会に入会させていただいております。


今さらですが「洗浄」について考えてみました

建造物を含め、あらゆる洗浄の世界において、「汚い物、目に付く汚れたものをきれいにする。そのための手段・方法はどんなものでもよいとする」ことは間違っています。


バイオクリネス洗浄の目的は「物の表面を再現して新たな創造に役立てること」、そして「人の健康を促進し環境(土、水、海、空気など)を浄化する」ことにあります。


従って、①削り落とす、②こすり落とす、③塗り付ける、④汚れをまぶす――これは洗浄とは言いません。やってはならない掟破りです。


私はこうしたやり方を「4つのごまかし」と言っています。
こうしたやり方では、建造物は保全されず、むしろ劣化を進行させることになります。
創研は「4つのごまかし」はしません。


現代は、アレルギー、化学物質過敏症、シックハウスの疾患が増加しています。
厚生労働省の調査では、全国民の3分の1がアトピーを含め何らかのアレルギーに悩んでいます。
さまざまな角度から調査が行われていますが、未だ原因の確定には至っておりません。
また国土交通省、総務省、厚生労働省でも、これまでさまざまな対策を講じてきましたが、解決には至っておりません。


こうした一連の健康被害が化学物質に起因することが多いのは、当然のことです。
バイオクリネス産業に従事する私たちは、自然由来の微生物を活用して、一連の健康被害を予防したり改善したりしたいと考えています。


旧岩崎邸(東京都台東区池之端)の見学に行きました

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先日、旧岩崎邸(重要文化財)の見学に行ってきました。
重要文化財であり、歴史をしっかり感じる建造物でありました。

 



122年前に建てられた洋館                                                   

建造物内外は細部に至るまで素晴らしく、当時の職人の技能や、素材の選定に驚きと感動をおぼえました。
122年前の明治29年(1896年)に造られ、現存している住宅史においても希有な建築とされています。

設計は、鹿鳴館、上野博物館、ニコライ堂など多くの洋風建築を設計した英国人のジョサイア・コンドル氏によるものです。
彼は東京大学において日本で初めて本格的な西欧式建築を教授されたとのことです。

 

この岩崎邸は、岩崎彌太郎氏の長男で三菱第三代社長の久彌氏の本邸として造られました。
その財力のすさまじさに圧倒されずにはおられません。

 

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この栞は旧岩崎邸の復元工事で用いられた本物の「金唐革紙」です


2階の客室には金唐革紙が張られており、豪華絢爛です。
「金唐革紙」とは、江戸時代にオランダから入ってきた皮革工芸品を真似て、和紙で作られたものです
(創研はこのような壁紙もバイオ洗浄できます)。
「金唐革紙」の元となった欧米の「金唐革」は、模様を彫った型を皮革に重ね合わせてプレスし、金属箔を全面に張り、塗料を塗った大変豪華なものだそうです。

現在、世界で唯一の「金唐草紙」の制作者は、上田尚氏だそうです。


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122年経った縁側の檜板床、内部に腐朽のため割れが出ています。
(このままでは腐朽が進んでしまうので、創研の白木復元クリーニングをお試しいただけたらと思いながら見ていました)




機会があったら旧岩崎邸をお訪ねになってはいかがでしょうか。


「中小企業 ひろしま」の記事について

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広島県中小企業団体中央会「ひろしま」20183月号の巻頭特集として、協同組合環境改善推進センター(理事長 小田一美氏)が紹介されています。


小田一美氏は株式会社アサヒプランニングの会長でもあり、創研㈱と知的財産使用許諾契約を締結いただいております。



 

「中小企業 ひろしま」 発行:広島県中小企業団体中央会



巻頭特集の記事には様々な事業紹介があり、その中に『アルサッシ復元工法』、『バイオクリネス洗浄工法』が具体的に写真入りで掲載されています。

これらの現場は小田会長が自ら施工管理をされたものです。
現在、協同組合のホームページをリニューアル中で、これまでの施工実績をご紹介する予定とのことです。
更にこれからバイオクリネス洗浄技士(創研㈱認定)を養成する講座開催を
予定されており、この講座を受講することで、幅広くバイオクリネスの技能を学び、協同組合の指定業者になることができるシステムを構築されるとのことです。


バイオクリネス洗浄技士に登録いただくことで、組合の指定業者として、様々な現場アドバイス、協同受注などを行い、脱下請けに向けての事業運営を目指すと共に「サステイナブルな社会づくり(環境を破壊せず持続可能であること)」に貢献できればと小田会長は力説されており、私もそのように思っております。

 

時代は今、バイオで、ECOに向かっています。
医療分野、環境分野、食品分野など、すべてがバイオテクノロジーの研究に邁進し、莫大な資金と人材が投入されています。 

 

全ての事業は時流に乗ったものでなければ発展は困難と言われています。
従来の古典的な工法や有害な洗剤を使い続け、環境を汚染し、人の健康を
害するようであれば、その事業は5~10年先は存在していないかもしれません。


小田会長は、バイオクリネス洗浄技士の講習会において幅広い技能と知識をもった方を養成しようと考えていらっしゃいます。
私も小田会長の考えに賛同し、できる範囲で応援できればと考えておりま
す。
益々のご活躍をお祈りしております。


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「中小企業 ひろしま」 発行:広島県中小企業団体中央会



8ヵ月経過後も浴室にカビが生えていません

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先日、昨年8月に洗浄した浴室の点検に出向きました。

約8ヵ月が経過しましたが、カビはまったく生えていません。


←施工後8ヵ月が経過した浴室



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浴室の素材はムクで、天井、壁は杉、浴槽のフタ板は檜、窓の4方枠も檜です。


←施工後8ヵ月が経過した浴室


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←施工後8ヵ月が経過した浴室



昨年、洗浄時に発生していた主なカビはアスペルギルスニガー(クロコウジカビ)、トリコデルマ(ツチアオカビ)でした。

素木はすべて、弊社オリジナルの洗浄剤「Miura-A」とカビ抑止剤「Miura-B」でしっかり精密洗浄し
翌日、半乾燥の状態で「防カビ剤入り蜜ロウワックス」を1回塗布しました。


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←施工前の様子(昨年7月、施工前調査時撮影)


 






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オーナーのご主人は軽い気管支炎を発症していたのですが今は咳が出なくなったとのことです。

洗浄前の浴室のカビ(アスペルギスニガー、トリコデルマ)が健康被害の原因となっていたようです。

 


国立科学博物館特別展「人体~神秘への挑戦~」へ行ってきました

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NHKが放送した内容をある意味具現化したもので百聞は一見にしかずです。

人体の本物の心臓などが展示されていたりして、初めて見る人にとって驚きであったと思います。

今回の特別展は、臓器同志のメッセージ物質が発見され、それを病気の治療に役立てようとする研究が進行中であること、これまでの大学で学ぶ医学とはおよそ想像できないものと思います。

これまでの健康常識や医療に大転換をもたらしつつあることに大きな驚きと研究者の熱意と情熱を強く感じます。

1.腎臓が寿命を決める! EPO(エリスロポエチン)
2.驚きのパワー!脂肪と筋肉が命を守る IL-6
3.骨が出す!最高の若返り物質 オステオポンチン(注射)
4.万病撃退!腸が免疫のカギだった クロストリジウム菌の作用
5.脳がすごいぞ!ひらめきと記憶の正体 膵臓が出す物質
6.生命誕生 あなたを生んだミクロの会話 母と子の細胞レベルのコミュニケーション
7.健康長寿への挑戦 エソソーム

ガンや心臓に関する病気、アレルギー、生活習慣病など、なかなか解明されずに未だ現代は対処療法の範疇ではありますが、研究者らによってそうした病を克服できる日が必ずやってくると信じられる有意義な1日でありました。
私も及ばずながら「万病撃退 腸が免疫のカギだった」に挑戦し続けるつもりです。


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青空の下、上野の桜が舞い散り、春を楽しみました。





定例の技能向上勉強会を行いました

今回の大きな目玉は、契約企業2社、有限会社京都ケミサプライ 代表取締役 田中氏と有限会社九州光洋 専務取締役 納富氏の現場対応の体験談でした。
惜しげもなく技能まで公表して下さいました。
心から感謝申し上げます。


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有限会社京都ケミサプライ 代表取締役 田中 氏









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有限会社九州光洋 専務取締役 納富 氏









私はある意味において技能は公表することで、さらに向上するものと考えており、さらにそれがご参加いただいた契約社様のやる気に火をつけ、ビジネスプランのお役に立てるものと思っています。


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これからもご参加下さる方々にご協力を頂きながら、こうしたことを是非行っていきたいと願っております。


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ビニールクロス、布クロス、布製家具のバイオクリネス洗浄剤をより安全に改良したことで、なお一層ビジネスに拍車がかかり売上向上のお役に立てるものと思っています。

布クロスなどの洗浄は、競合他社にはできないことですから、営業をする上でも実行する上でも強力な武器になります。

そして、競合他社ではできない「布製家具などのシミもきれいに除去できること」は、営業する上で「こんなこともできる技能をもっている」と評価して頂けると思います。

小さな殻に閉じこもらずに世界を視野に入れて困難なことに挑戦していきましょう!

皆様のご活躍とご健康をお祈りいたします。


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~関連記事~


特許「脱臭剤、脱臭装置及び脱臭方法」について

3つ目の特許「脱臭剤、脱臭装置及び脱臭方法」を取得できましたことを昨年5月に「新着情報(特許「脱臭剤、脱臭装置及び脱臭方法」を取得しました」でご報告したまま、その内容について触れておりませんでしたので、少しご案内させて頂きます。

創研以外の脱臭方法は、吸着、濾過、燃焼、洗浄、化学物質(オゾン等)の活用などです。

これらの方法で香水、オーデコロン、アロマ(線香を含む)などの芳香剤の脱臭はできません。

また、腐敗臭や食物臭、調理臭もほとんど脱臭できていません。

他の臭いで悪臭や不快臭をマスキングしてしまうのが脱臭、消臭の主流になっていますが、その脱臭効果に満足していないユーザーも多いと思われます。

創研の脱臭システムは、微生物を主体とした洗剤を用いて、対象物を洗浄し、現位置で悪臭源(香水、オーデコロンを含む)を除去します。
さらに、空気中(空間)に浮遊する悪臭源を吸引し、微生物の液中で濾過し、脱臭します。

総揮発性有機化合物(T-VOC)は、化学物質過敏症を発症するリスクがありますが、創研の脱臭システムでT-VOCを安全に無害化できます。

また、近年、化学物質過敏症の発生原因とされる新しい物質としてカビ臭が特定されておりますが、ほとんど匂わないカビ臭を感知して創研の脱臭システムでmT-VOCsを無害化することができます。

脱臭方法に関する研修会につきましては、準備ができ次第ご案内させて頂きますので、その際は宜しくお願い致します。


特許技術のページも併せてご覧ください。



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